有名ビルダーの欠陥問題
格安一戸建て大手「秀光ビルド」の物件に“欠陥住宅”が続出 | 文春オンライン
不動産投資やってる身としては見逃せない記事ですね。
というのも、知り合いのお世話になってる不動産屋さんが近くで賃貸用の一戸建てを建てたんですけど、ビルダーが秀光ビルドだったんです。。。
自分の家のすぐ近くだったし、通るたびにちょこちょこ覗いてはいましたが、
どうも下請けの業者によって違うっぽいですね。
その物件を担当している工務店はしっかりやってる感じだったので大丈夫だと思います。
しかし、文春の記事で書かれているような基礎が10cmもずれてるような建物だと、アンカーとかどうやって打ってるんだろと元設計の建築士としては疑問に思ってしまいます。
だって幅18cmの土台が10mずれてて、基礎のセンターに打ち込んでるはずのアンカーボルトとどう接合するの?
土台の端ともしかしてホールダウン的な感じで固定させてたのかな?
もし記事の通りに質が低い大工さんしか集められない状況だったとしても、
プライドが高い基礎屋さんが適当な仕事を許すとは思えないけどなー
確かに建て方が始まると基礎屋さんは現場に来なくなるけど、
10cmもずれるような加工をしてくる大工さんがいるとも思えない。
仮に考えるのであれば、疑わしいのが構造計算の先生。
2階建てで条件満たしていれば構造計算いらないけど、
普通なら一応社内の建築士や現場監督が最低限の構造をチェックしてるはず。
担当件数が爆発的に増えてきて、経験が少ない人が担当してたのかなー
ただ秀光ビルドに限らず、どんな大手メーカーでも欠陥になる可能性はあります。
施主さんは週一で絶対に現場に通って、工事関係者にコーヒーとか出すのがおすすめです。